2025年11月 アーカイブ
2025年11月26日 16時34分22秒 (Wed)
私立無償化と公立高校離れ
2026年度から国として私立高校も授業料無償化にすると正式に決まったようです。これまでも埼玉県では所得制限はあるものの、埼玉県独自の支援制度があり、国の支援に上乗せしてもらえるので私立進学者にとってはありがたい状態でした。でも、今度国が行う補助は所得制限なしのうえ結構大幅に増額されています。それを受けて埼玉県ではこれを廃止もしくは授業料以外のもののみ残すとか不透明なようです。ただ、これで私立高校の経済的なハードルは低くなるのははっきりしているので、今の令和8年度受験生は急な方向転換ができずそのまま県公立高校で行く人は多いかもしれませんが、次の令和9年度受験生、特に埼玉県では大きく変わる公立高校入試を嫌って、大幅に私立に傾くのではと今まで以上に危機感を持っているのが県公立高校です。
そんな中、今月中旬に埼玉県立浦和第一女子高等学校(県内では「一女」と呼んでいます)が、長い歴史の中で初めて塾関係者対象の説明会(業界では「塾説」と呼んでいます)を開催しました。私は残念ながらこれを知らず参加できませんでしたが、2回目が1月にあるというので、すかさず申し込みました。内容はよくわかりませんが、今年の校長先生は、来年から統合されて大宮科学技術高校となる大宮工業高校の校長先生だったらしく、そこでやった塾説に手ごたえを感じて急遽開催したようです。ただ私立高校では昔から常識でしたから今更感も否めませんが、県内上位校で先陣を切ったという点では革新的かもしれません。ちなみに我が教室のご近所の県立桶川西高校は5・6年前からやっていて、ダイレクトメールでお知らせをいただいたので行ってみたのを覚えています。授業見学やご自慢の校内水族館も見せてもらいました。その後も先生が教室にご挨拶に見えたりで豆に塾に宣伝活動をされています。それというのもここは数年前から定員割れが続いていていち早く危機感をもって行動に出たのだと思います。それを考えると、直近の調査で競争率1.08と昨年同期の1.25を大きく下回ってもはや対岸の火事というわけにはいかなくなったのでしょう。低倍率化傾向は県北のトップ校の熊谷高校や熊谷女子高校ではこのところさらに顕著で両校とも今のところすでに定員割れです。

そんな現状を踏まえて、現中2の生徒さんが対象の令和9年度入試の見込みですが、やっぱりますます私立優位ではと思います。では公立志望は楽勝じゃん!と思うかもしれませんが、そうは言っても公立は試験当日の出来次第の一発勝負。話題の公立併願制が実現していれば別ですが、そうでなければやっぱり万が一に備えて押さえの私立が必要になります。その時買い手市場の私立は合格基準を上げてくるでしょうから、今でも偏差値の合格基準を毎年上げてきたり、下位のコースや類型をカットしたりして間口が狭くなっているのにそれに拍車がかかるかもしれません。特に大変なのが学力下位層の受け皿がなくなることです。以前と比べて学力が低くても確約をくれる私立高校が激減している現状を考えると、公立一本で受験せざるを得ない受験生が増えて、その結果定員割れをはじめ、より競争率の低いところに集中するかもしれません。そうすると下位層の高校は受験生が増えて競争率が上がり、公立一本であるがゆえに危険度が上がります。
こんなシミュレーションから言えるのは、高校側か見ると、定員割れで苦しむ公立底辺校と呼ばれるところには意外にも復活の大チャンスになるかもということ。そして受験生側では当然ながら、とにかく厳しくなっるであろう私立高校の目安に対応できるくらいの学力をつけなければならないということ。
結局そうすると、生徒の皆さんはとにかく勉強しましょう!ということに落ち着いてしまいますね。
とにかく今から頑張りましょう。
そんな中、今月中旬に埼玉県立浦和第一女子高等学校(県内では「一女」と呼んでいます)が、長い歴史の中で初めて塾関係者対象の説明会(業界では「塾説」と呼んでいます)を開催しました。私は残念ながらこれを知らず参加できませんでしたが、2回目が1月にあるというので、すかさず申し込みました。内容はよくわかりませんが、今年の校長先生は、来年から統合されて大宮科学技術高校となる大宮工業高校の校長先生だったらしく、そこでやった塾説に手ごたえを感じて急遽開催したようです。ただ私立高校では昔から常識でしたから今更感も否めませんが、県内上位校で先陣を切ったという点では革新的かもしれません。ちなみに我が教室のご近所の県立桶川西高校は5・6年前からやっていて、ダイレクトメールでお知らせをいただいたので行ってみたのを覚えています。授業見学やご自慢の校内水族館も見せてもらいました。その後も先生が教室にご挨拶に見えたりで豆に塾に宣伝活動をされています。それというのもここは数年前から定員割れが続いていていち早く危機感をもって行動に出たのだと思います。それを考えると、直近の調査で競争率1.08と昨年同期の1.25を大きく下回ってもはや対岸の火事というわけにはいかなくなったのでしょう。低倍率化傾向は県北のトップ校の熊谷高校や熊谷女子高校ではこのところさらに顕著で両校とも今のところすでに定員割れです。

そんな現状を踏まえて、現中2の生徒さんが対象の令和9年度入試の見込みですが、やっぱりますます私立優位ではと思います。では公立志望は楽勝じゃん!と思うかもしれませんが、そうは言っても公立は試験当日の出来次第の一発勝負。話題の公立併願制が実現していれば別ですが、そうでなければやっぱり万が一に備えて押さえの私立が必要になります。その時買い手市場の私立は合格基準を上げてくるでしょうから、今でも偏差値の合格基準を毎年上げてきたり、下位のコースや類型をカットしたりして間口が狭くなっているのにそれに拍車がかかるかもしれません。特に大変なのが学力下位層の受け皿がなくなることです。以前と比べて学力が低くても確約をくれる私立高校が激減している現状を考えると、公立一本で受験せざるを得ない受験生が増えて、その結果定員割れをはじめ、より競争率の低いところに集中するかもしれません。そうすると下位層の高校は受験生が増えて競争率が上がり、公立一本であるがゆえに危険度が上がります。
こんなシミュレーションから言えるのは、高校側か見ると、定員割れで苦しむ公立底辺校と呼ばれるところには意外にも復活の大チャンスになるかもということ。そして受験生側では当然ながら、とにかく厳しくなっるであろう私立高校の目安に対応できるくらいの学力をつけなければならないということ。
結局そうすると、生徒の皆さんはとにかく勉強しましょう!ということに落ち着いてしまいますね。
とにかく今から頑張りましょう。
2025年11月14日 22時37分14秒 (Fri)
卒塾生来訪!もう立派な社会人です
一昨日になりますが、10年前に卒塾したTさんが訪ねてくれました。LINEの公式アカウント開設にあたってメールアドレスのわかる卒塾生の皆さんに片っ端からお知らせしたところ、早速反応してくれて教室に来てくれることに。Tさんは私が忘れていないか不安なようでしたが、私はしっかり覚えていました。それは、Tさんがご家庭や学校で問題を抱えて悩んでいたため、ご家族も含めて結構お話をさせていただいていたからです。結局なかなかうまくいかず、中2で不登校になりつつもしばらくは通塾してくれていましたが、精神的にも大きくダメージを受けてしまっていたようで、他者との接触を避けた方が良いよということで入院してしまいました。もちろん教室は休塾となってしまい心配の日々でしたが、その効果からでしょうか中3で復帰して県立高校に見事に合格。私も最後にちゃんと送り出せてほっとしたのを覚えています。
その1年くらい後、久しぶりにTさんが来てくれました。なんと高校で演劇部に入っていて、熊谷でコンテストがあって出場するので観に来てとのこと。もちろん行きました。あの頃のTさんからは考えられないくらい生き生きと大きな声で演じているではないですか(どんな内容で何の役だったか覚えていなくてすみません)。
それから約十年。久しぶりに会ったTさんは25歳で、リフォーム会社の営業を担当する立派な社会人になっていました。あのTさんがまさか高度な対人スキルを要する営業職なんて・・・とまたビックリ。会社では後輩指導もしていてそれなりの悩みもあるようですが、仕事は気に入っているみたいで本当にうれしくなりました。
そんなこんなでまだまだ話は尽きないところ、ご家族に夕食をつくってあげるとのことで初心者マークのついた自動車で颯爽と帰っていきました。それを見ながら、ご家族との関係で体を壊すほど悩んでいたのに、今は本当に克服したんだなあとしばし感慨にふけった私でした。
今、いろんな理由で悩み、学校に行けなくなってしまってる皆さんがみんなTさんのようになれるとは限りませんが、一つ言えることは、Tさんはとにかく自分の状況を変えようともがき続けていたということ。私にもいろいろ相談してくれましたし、その結果ご家族にも来ていただいて何度かお話ししたりしました。学校の先生ともスクールカウンセラーの先生ともかなりお話をしたようです。その中でどうすれば少しでも状況をよくできるか見えてきたのだと思います。
ともかく歴代の卒塾した皆さんに会えるたびに、本当に皆様のおかげで何とか続けてこられてよかったなと実感します。これまでのブログでも何度か卒塾生の来訪について書いてきましたが、その都度思い出深く、まだまだこれからもこの喜びを味わわせてもらうために頑張りたいと思ったりします。
その1年くらい後、久しぶりにTさんが来てくれました。なんと高校で演劇部に入っていて、熊谷でコンテストがあって出場するので観に来てとのこと。もちろん行きました。あの頃のTさんからは考えられないくらい生き生きと大きな声で演じているではないですか(どんな内容で何の役だったか覚えていなくてすみません)。
それから約十年。久しぶりに会ったTさんは25歳で、リフォーム会社の営業を担当する立派な社会人になっていました。あのTさんがまさか高度な対人スキルを要する営業職なんて・・・とまたビックリ。会社では後輩指導もしていてそれなりの悩みもあるようですが、仕事は気に入っているみたいで本当にうれしくなりました。
そんなこんなでまだまだ話は尽きないところ、ご家族に夕食をつくってあげるとのことで初心者マークのついた自動車で颯爽と帰っていきました。それを見ながら、ご家族との関係で体を壊すほど悩んでいたのに、今は本当に克服したんだなあとしばし感慨にふけった私でした。
今、いろんな理由で悩み、学校に行けなくなってしまってる皆さんがみんなTさんのようになれるとは限りませんが、一つ言えることは、Tさんはとにかく自分の状況を変えようともがき続けていたということ。私にもいろいろ相談してくれましたし、その結果ご家族にも来ていただいて何度かお話ししたりしました。学校の先生ともスクールカウンセラーの先生ともかなりお話をしたようです。その中でどうすれば少しでも状況をよくできるか見えてきたのだと思います。
ともかく歴代の卒塾した皆さんに会えるたびに、本当に皆様のおかげで何とか続けてこられてよかったなと実感します。これまでのブログでも何度か卒塾生の来訪について書いてきましたが、その都度思い出深く、まだまだこれからもこの喜びを味わわせてもらうために頑張りたいと思ったりします。
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プロフィール
- 塾長
- 上野 孝
- 自己紹介
- 伊奈学園をはじめ埼玉県立高校教員から集団授業の中堅進学教室教師、個別指導塾の室長などを経て埼玉県上尾・伊奈・桶川地区の教育現場ひとすじ45年、より良い指導を求めて日々努力中!!
- 趣味
- 映画鑑賞・ギター・ドラム
- 特技
- 剣道二段
- 座右の銘
- 努力は裏切らない!
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