2025年10月 アーカイブ

2025年10月28日 16時42分16秒 (Tue)

上尾高校(普)倍率2.36

昨日、県教委から今年初めての、中学生の進路希望状況調査の結果が発表されました。詳しくは県の総合教育センターのホームページを見ていただきましょう。
さて、今回の表題を見て戦慄が走った上尾高校志望の生徒・保護者の皆さんがいらっしゃると思いますが、決して脅かそうとしているわけではありません。反対です。結論から言いますと、この高倍率は毎年恒例。今時期はだいたいこんなもんで、市立浦和や大宮なんかと一緒にされて恐怖をあおっていますが、最終的に確定倍率は毎年1.1から1.3(令和7年度)くらいに収まっていますから安心してください。
では何でこんなことになるかというと、立地的にも偏差値的にもちょうどいいように見えるから。立地で言うともちろんこのあたりの生徒さんはチャリ通可能だし、電車にしても県立高校としては破格の駅近。公立なので一概には言えませんが偏差値的にはだいたい57くらいで一般的に手が届かなそうでもない。ついでに野球が強い。
でもだんだん入試が近づいて、学力も現実が見えてくると希望を下げてくる人も出てきます。それからほぼ同じ偏差値帯に伊奈学園総合高校があって、、やっぱそっちがイイやっていうことで志望校チェンジの人も結構出てきます。
そんなこんなで2回目3回目と結果が出るうちにたいてい普通の倍率に落ち着いてきます。
だから、今この倍率を見てどうしようかななんて思う必要はありません。志願先変更まで考えればあと4か月くらいありますからじっくり考えて、しっかり学力をつけましょう。
ちなみに商業科は今のところ1.0ですが、こちらはだんだん上がってくる傾向にありますからちょっと注意です。昨年はこの時期1.1だったのが確定は1.36になっていました。
今回はジャスト地元なので、上尾高校に絞ってお送りしましたが、またいろいろとお伝えしていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

2025年10月27日 14時54分23秒 (Mon)

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2025年10月25日 16時21分43秒 (Sat)

埼玉県私立高校と北辰テスト

10月7日のブログで、埼玉県の私立高校独自の「確約」と業者テスト(北辰テスト)偏差値との関係についてお話ししましたが、また昨日あたりから新聞やネットニュースなどで取り上げられていますので、こちらもまたこれに触れておきたいと思います。
今回問題視されているのが、特待生または奨学生(入学時に奨学金を付与されたり、学費を免除されたりする生徒)の選抜に業者テストの結果を使用した高校が9校あったと判明したことです。これはあくまで正直に回答した高校が9校だったわけで、毎年高校の説明会でお話を聞いている私は???と思わざるを得ません。
そもそもなんで県がこれを気にしているかというと、1993年に文科省が「高校側が保護者・生徒に業者テストの偏差値をもってこいと言ってはいかん」と全国に通達したので、埼玉県もやめさせようとしているけれど、ほぼ無視状態だからです。ある年齢以上の方ならわかると思いますが、今から30年位前までは中学校で1日授業をつぶして北辰テストをやって、先生はその偏差値で進路指導をやっていたんですよね。それが理念先行の偏差値追放でできなくなり、今のような会場テスト型になったわけで、どんなことをしても社会的に必要だから偏差値は生き残っているわけです。
さて、いきさつはこの辺にして、特待生ですが何のためにこれをやっているかというと、ご存じの通り私立高校が評価される大きなポイントの一つが大学進学実績です。これを最も効率よく上げるためには、できるだけ優秀な生徒を確保してさらに磨き上げて合格させる必要があります。その優秀さはどうやって計ればいいか。もちろん入試の出来具合・・・と思いますが、もっと前に入試相談というのがあるのでそれでは遅い。そうするとその時点での公式な成績資料というのは中学校の内申点です。これはあくまで一中学校内での多面的(学力だけで計っていない)評価なのであてにならない。そうすると全県規模で学力のみを計る北辰テストの偏差値が必須資料となります。だからどんなに言われてもムリなので、この9校は来年度以降も使い続けるとはっきり返答したそうです。
今回の調査で「業者テストの結果を合否判定に使用した」と答えた高校はなかったようですが、それはそのはずで、偏差値で確約をもらった生徒も必ず入試を受けているのですから、その入試結果で合否を出しているという口実にはなりますよね。
今後、我が埼玉の高校入試模様がどうなるかわかりませんが、この調査結果の報道を見る限り、なかなかお上の思うようにはならないように思いますがいかがでしょう。

2025年10月10日 16時39分02秒 (Fri)

マークシート入試に中学校も反応

近隣の中学校では2学期の中間テストが終わってテスト返しの真っ最中です。結果はともあれみんなほっとした表情で教室に来ています。
さて、毎回テストが終わると生徒の皆さんにテスト問題用紙の提供のご協力を仰いでいるのですが、今回いただいた中2の数学の問題を見て違和感を感じました。各問いの後には大体4~6個の記号選択肢が□で囲まれています。記号選択問題以外は全体で2問。なぜかわかりませんが説明とかの問題でなく、関数の変域と座標を答える問題。A3の用紙が全体になんだかガチャガチャしている感じです。聞いてみると、先生が再来年の埼玉県公立高校入試のマークシート化に備えてこのようにしたんだそう。
令和9年度入試の改革の波がじわじわと中学校現場にも押し寄せているようです。
高校入試を専門にしている当方としましても、本気で対策に臨まなければと覚悟を新たにした次第です。

2025年10月7日 16時41分23秒 (Tue)

いよいよ私立高校の確約つぶしに本腰?

今日の読売新聞の埼玉版に、「民間学テ入試使用不可」という見出しがありました。私立学校を管轄する県学事課が県内の私立高校に対して「業者テストの成績を入試関連業務に用いてはならない」という通知を発出したとのこと。業者テストは明らかに北辰テストで入試関連業務は明らかに入試相談です。毎年こんな通知は出ているそうですが、あまりにも言うことを聞かないので今回は「特待性の判定に業者テストの偏差値を使う」「学校説明会などに業者テストの結果を持参するよう求める」などを具体的に示して禁止しているようです。
いよいよ私立高校も授業料無償化が本格始動のようで、あまりお金の面で差がつかなくなってしまう公立高校は、試験当日一発勝負に対し、入試以前に合格が保証される私立のアドバンテージがピンチに追い打ちをかけると踏んだのでしょう。
良くも悪くも長年続いてきた埼玉県独自の高校受験の因習が危機を迎えているのかもしれません。
ここ何年かは、高校入試システムの動向から目が離せません。

プロフィール

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塾長
上野 孝
自己紹介
伊奈学園をはじめ埼玉県立高校教員から集団授業の中堅進学教室教師、個別指導塾の室長などを経て埼玉県上尾・伊奈・桶川地区の教育現場ひとすじ45年、より良い指導を求めて日々努力中!!
趣味
映画鑑賞・ギター・ドラム
特技
剣道二段
座右の銘
努力は裏切らない!

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